積み上げてきた時間は、どこへ行ったのだろうか。
一日一時間の読書、一時間の勉強、一時間の料理。やることは決まっていて、毎日続けている。それなのに、その時間はどこにも残らない。
時間は、等しく有限。
一日は誰にも二十四時間しかない。使った時間は戻らず、翌日には消えている。有限だからこそ、何に使ったかを知っていたい。
今までの人生を、何に費やしたのか分からない。
読書、勉強、練習。毎日続けてきたのに、積み上がった時間はどこにも残っていない。数えていない過程は、振り返っても見えない。
積み上げた時間が、自信になる。
試験の点数や成果物を待たなくても、積もった時間は減らない。何に人生を使ってきたかを、自分の言葉で語れるようになる。
時間が積み重なる。
足されるだけで、引かれることがない。罰も、減点も、続かなかった翌朝の警告もない。開くたびに、積み重ねた数字がそこにある。
累計が主役。今日の分は控えめに。目標までの残りは、負債ではなく目安。21:14
かざすと、始まる。
表紙に貼った小さな NFC タグに iPhone を近づけるだけ。アプリを探さず、ボタンも押さない。もう一度かざせば終わる。
机、ノート、キッチンの棚。物に触れるしぐさが、そのまま記録の合図になる。BounceMatthew Syed
かざして開始。もう一度で終了
向き合った時間だけを、数える。
計測中に指定したアプリを開くと、覆いが出る。「中断して開く」を選ぶと計測を中断し、Tsumoru に戻ると再開する。だから累計は、自分に嘘をつかない。
数字を信じられることが、自信の条件になる。9月10日 木曜日
21:14
読書『失敗の科学』 p.212 から
タグにもう一度かざすと終了。覆いの「中断して開く」を選ぶと中断し、対象アプリを開き直せます。
見せる相手は、明日の自分だけ。
自信は、他人の承認からではなく、信じられる数字から生まれる。だから、しないことを先に決めた。
一
水増ししない
時間編集による、時間の水増しは不可。
二
比べない
順位も、他人の平均も置かない。比べなくても立つのが、自信。
三
見せない
SNS に貼るためのカードは作らない。積もった時間は、人に見せるためのものではない。
開かなくても、目に入る。
ロック画面に今日の分、ホーム画面に累計。机に横置きすれば、卓上の時計になる。わざわざ見に行かなくても、積もっていくのが目に入る。
9月10日 木曜日
今日 1時間13分
21:14
読書今日 42分p.212 まで
料理今日 31分夕食の仕込み
21:14
今週の合計予算 7時間
3時間21分
7日平均9月4日〜10日
48分/日
連続日数は表示しません。途切れた日を数えるより、平均で見ます。
21:14
10日 木曜日
18:00
19:00
20:00
21:00
チーム定例18:15〜18:45
読書 42分20:30〜21:12
料理 31分21:15〜21:46
積もる
塵も積もれば、山となる。薄く重なった一日一日が、いつか山になる。Tsumoru は、その山の名前。